教育目標

数学・情報数理コースでは、21世紀の数理科学の発展と社会への還元に寄与できる人材の養成を行います。数学を基礎として論理的思考力を養い、現代社会において著しい発展を遂げている情報科学についての手法を修得し、見かけの複雑さに惑わされない真に科学的な分析能力・問題解決能力を持った人材を育成します。

教育内容

学部1・2年の教育
数学およびコンピュータの基礎をじっくり学びます。総花的な知識の集合ではなく、基礎学力の総合的運用ができるように、講義および演習・実習を通じて、基礎から緻密に論理を組み立てていくことの重要性について体験を重ねます。また専門性の幅を広げる意味から、理学基礎科目についても選択的に学習し、コースにおける専門性の理学に占める位置関係について俯瞰を得ます。さらに専門以外の教養については、外国語(特に英語)の運用能力を重視しつつ、人文系・社会系・保健体育系の各科目に接する機会を設け、総合的な見識を深めます。

学部3・4年の教育
学部3・4年では、「数学プログラム」と「情報数理プログラム」に分かれてさらに学習を続けていきます: 「数学プログラム」では、より高度な数学を学び、数学の論理体系について把握してもらいます。 「情報数理プログラム」では、情報科学・コンピュータ科学・データ科学の手法を用いて、数理科学的問題の解決に至るまでの考え方を実践的に学びます。 2つのプログラムは、3年次以降においても相互に関連しており、いずれかのプログラムを選択した後でも、もう一方のプログラムに含まれる科目を履修することができます。

授業関連図

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